【Vラインでお洒落を手軽に】着こなしを格上げするV字シルエット

10代の頃から同じ服でもどうして人によって見え方が違うのかって、ずっと気になってました。顔やスタイルも普通なのに、なんかお洒落に見える人っているんですよね。

今回の記事は、そんな当時の疑問に対するアンサー的な内容。タイトルの通りなのですが、ずばりお洒落なファッションの “肝” はシルエットの見せ方なのです。

最近僕がハマっているVラインシルエットの着こなしを例にとって語ってゆきます。

◆お洒落だけど手軽なVラインコーデ

普段ファッション誌とかに触れていないと、「Vライン」と聞いても何のこっちゃって感じでしょう。横文字並べられても鼻につくってもんです。そんなあなたは下の画像を見てください。

かっこよすぎるイタリア兄貴たちの着こなし①
出典：OTOKOMAE研究所

画像のとおり、ざっくり言うとVラインってのは上半身が大きめ、下半身が細めな着こなしを指します。おやおや「モデルが外国人ばかりで参考にならん」という声が聞こえますね。安心して、Vラインコーデは日本人にこそハマる着こなしなのです。

かっこよすぎるイタリア兄貴たちの着こなし②
出典：OTOKOMAE研究所

補足として、Vラインのほかには上細め下太めな「Aライン」、上下ジャストサイズの「Iライン」なんてものもあります。うまく言ったものだ。

でまぁ、Vラインシルエットの着こなしがなんでおすすめかって話ですけど、個人的には3つの理由があってですね、それについてちょろっと話させてもらいます。

ここ数年 “ゆる×タイト” が流行

僕が大学に入るまでの時代は、ボリュームのあるボトムスを選ぶAラインな着こなしが流行してました。なんとなく、まだワイルドな雰囲気が人気の時代でしたね。

ですが2010年頃を境に、男らしさがウケる流れからスタイリッシュで中性的なスタイルへと流行が一変。

ボディラインが綺麗に見えるVラインやIラインの着こなしが大流行し、タイトなボトムスが人気アイテムとなります。2020年2月現在もトレンド中のトレンドですし、この流れはしばらく続くことでしょう。

とまぁ、長い前置きになりましたが、ようするにタイトなボトムスを選んでおけば “流行りの着こなし” っぽくなるというわけです。合わせてボリュームのあるトップスを選べば、そこそこお洒落な感じになります。

タイトなボトムスは見栄えがシュッと上品

で、2つ目の理由ですけど、これも下半身のタイトシルエットのもつ特性ですね。

Vラインの着こなしは腰から足にかけてのボディラインを美しく見せることができるので、全体の雰囲気を上品に格上げします。スーツなんかもそうですけど、シュッとしたフォルムって上品ですよね。実にドレッシー。

上の画像はXLのダウンジャケットにLサイズのスキニーを合わせたコーディネート。上がダボっとしてるわりに、わりと品があると個人的に思ってます。この着こなしなら標準体型の僕でもそれなりに見える。

足の短さや上半身のボリュームをうまくカバー

もうひとつ、Vラインの着こなしには大きなメリットがあって、それは体型をカバーできるという点。序盤で「日本人にこそハマる」と言いましたが、これは本当の本当。

なんでかというとVラインによって上半身にボリュームをつくると腰の位置がわかりにくくなり、かつ下半身のラインをタイトにすることで、脚を最大限に長く見せる効果が生まれるから。

上半身にボリュームがでるので、痩せすぎな方、また太っている人は体型をある程度ごまかすことも可能。もはや “日本人のための着こなし” といっても過言ではありませんな。

ではでは、今回僕が着用していたアイテムをご紹介しましょう。といっても、僕はヘビーなユニクロユーザーなわけで、当然今回もすべてユニクロの服なんですけどね。

シームレスダウンパーカ
画像出典：UNIQLO

まずはシームレスダウン。冬シーズンはこのXL / ブラックをヘビロテしてます。ボリューム感をだした着こなしにはもってこいの一品。

内側の生地がツルツルで着心地ばつぐん。デザインも極シンプルで素晴らしい。そして、まじで暖かい。

ファインクロスコンフォートシャツ
画像出典：UNIQLO

続いて、こちらは最近気に入っているシャツ。僕は白いインナーが好きなのですが、Tシャツにはすっかり飽きたので白シャツが個人的にブームです。

この品はストレッチ性が高く、着心地はもちろん、シワにもなりにくいのでケアがとにかく楽。スーツにも普段着にも重宝します。

ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ
画像出典：UNIQLO

最後はスキニージーンですね。学生の頃は軟派な服だと思ってましたが、慣れるとスキニー以外履けなくなる。

とくにユニクロのストレッチジーンズは履き心地が絶妙で、かつリーズナブルなので、ガシガシ履いてもまったく気になりません。

さてさて、ここいらで今回の記事は締めくくりたいと思います。

どうでしょうか。お洒落初心者さんは、少しはVラインな着こなしに興味が湧きましたかね。

まぁ僕自身こういった着こなしばかりではないので、なんとも言えませんけど、ひとつの選択肢として頭の片隅にでも置いてください。