【次世代の節約マインド】クレジットカードを上手く活用する節約術

【次世代の節約マインド】クレジットカードを上手く活用する節約術
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ニュースで見かけたが、増税に関するアンケートに対し世間の80%が「増税後に節約する」と答えたそうだ。独身貴族の僕にとっては数%の増税はそこまで響かないが、ご家庭をもつ方にとってはなかなか痛いことだろう。この増税の波はまだ続くから悩ましい。

そこで僕は、クレジットカードを上手に使った「節約法」をぜひ皆さんに提案したいと思う。なぜクレジットカードが節約に使えるのか。その理由について、元カード営業の経歴から語らせてもらう。

これからの時代はクレジットカードで賢く節約

多くの方は「節約」を考えたとき、まず以下のような行動を考えるのではないだろうか。

  • 水道・光熱費や食費などの効率化
  • ATMをはじめ、各種手数料の削減
  • レジャー費用の見直し
  • 家計簿の記録
  • 不要な資産(車・衣服・家具・家電など)の売却…etc

これはもちろん正しい。無駄な出費を可能な限り減らして財源に余裕をもたせることは、節約の基本中の基本である。ダイエットで例えると、まさに摂取カロリーの削減のようなものだ。

しかし当然ではあるが、これらにも限界がある。文明社会に生きる我々にとって、食料や設備の維持には一定の出費が求められるからだ。つきつめると、家も車も電化製品もすべて手放した原始の生活こそ「究極の節約」であるが、どう考えても現実的ではない。

つまり「マイナス」を減らすことだけを考えるのではなく、同時に「プラス」を増やす手法も活用しいくことこそ “次世代の社会に適した賢い節約” なのである。少し前置きが長くなったが、ようはクレジットカードの能力がここで生きてくるのだ。

① クレジットカードのポイントを節約に有効活用

なぜ現金からクレジットカードへの切り替えを勧めるのか。その大きな理由は獲得ポイントにある。たいていのクレジットカードには、各社で「○○ポイント」といったようなポイントシステムが導入されている。

このポイントは利用金額の0.5%や1.0%(還元率などと呼ばれる)といった具合に付与され、カード会社が提携する店舗やサービスで利用することができる。還元率1.0%のクレジットカードなら、1,000円分の決済につき10Pのポイントが付与されるわけだ。

ここ数年でカード決済に対応する店舗は各段に増えた。しょうじ(@shoji_life)なんかはSuicaのヘビーユーザーなので、Suicaを利用することで間接的にポイントを獲得している。彼は財布からカードを出す手間が億劫なようで、電車に乗るとき以外でも例えば、吉野家やコンビニ、あとユニクロなんかでもSuicaを利用するようだ。

② 決済をカードに集約すれば3万円分のポイントも?

とまぁ、ここまでの話だとよくある店舗型のポイントカードと大差ないようにも思え、それほどメリットが感じられないだろう。僕自身、実際こういったポイントカードを毎度レジで出していて、大したポイント貯まった試しがない。

しかし、クレジットカードの使い勝手の良さを甘く見てはいけない。店舗やネットでの買い物はもちろんのこと、今やたいていの支払いはクレジットカードで済ませることができるのだ。具体例を挙げると、自動車関連(車検や定期点検)や水道高熱費や税金関連、はてはスマホ代に至るまで、大きな額かつ定期的な支払いにまでカード決済で対応できる。

車検費用なんて10万円程度はザラに届く。ポイント還元率が1.0%のカードなら、車検を現金からカード決済に変更するだけで1,000Pプレゼントされるようなものだ。

スマホ代だって年間5~10万円程度、水道光熱費だって年間10万円近くの支払いになるはずだ。これら設備維持の出費に加えて、普段の買い物をクレジットカードで済ませてしまえば、年間で10,000P獲得も充分考えられる。

ちなみに、僕は楽天カードにすべての決済を集約しているので毎年30,000Pは貯まる。どうだろう。必死こいて1万円分の食費を切り詰めるより、それなりに節約して、かつ年間3万円分のポイントが使えるほうが豊かな暮らしだと思わないだろうか。

③  ネット上で決済状況を明細化できる

あと、個人的にクレジットカードの意外なメリットとして捉えているのが、決済の状況をその都度ネット上で観覧できるという点。さきほど引用したツイートと同様の意見である。

現金を使う場合、どうしたって細かい出費がうやむやになってしまう。まめに家計簿をつけれるほど几帳面な性格ならともかく、ほとんどの人は支払状況を把握しきれないだろう。これでは無駄な出費を可視化できない

その点、クレジットカードなら公式サイトで明細を随時閲覧することができ、無駄使いが浮き彫りになる。上手に付き合えば余分な出費を減らすことができるのだ。

あとがき

と言いつつも、今までクレジットカードを利用する機会がなかった方、持っていない方にはどのカードを持てば良いのかわからないだろう。そこで、年会費が永年無料でポイント付与率が高い、楽天カードを紹介させていただく。

申込みから発行までが早く、ポイントアップのキャンペーンも多いので初心者でも使いやすい。以下の記事で楽天カードについて詳しくまとめてみたので、節約や買い控えをする前にぜひ検討してはどうだろうか。

【コスパ重視なら楽天カードがおすすめ】元カード営業が理由を3つ解説

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2019年11月23日