クレジットカードは言わずもがな金融商品である。その仕組みは目に見えてわかりにくく、はじめて仕組みを見聞きする際はなかなか理解し難いものだ。そんなカード初心者のみなさんには、「コスパ」や「使いやすさ」といった点から楽天カードをおすすめしたい。
というわけ今回は、某有名クレジットカードの元営業マンだった僕が、業界内屈指のコスパと謳われる楽天カードの 「3つの優れた性能」 についてあれこれ解説させていただく。そして、ぜひ広告リンクから楽天カードの詳細をご自身の目で確かめてほしい。(よかったら発行してください..)
初心者にはコスパ最強の楽天カードが絶対おすすめ
さっと結論からいこう。僕が楽天カードをおすすめする理由は、冒頭のとおり以下の3点が優れているからだ。
- 年会費が永年無料
- 高いポイント還元率
- 利用可能上限は最高100万円
とはいえクレジットカードに慣れ親しんでない方にとっては、この3点がどんなものなのかイメージが湧きにくいだろう。
そこで次項から、各々について数字などを用いつつ、かみ砕いて解説させてもらう。本来なら細かい特典などにも触れたいところだが、今回は年会費やポイントにのみ焦点を当てることにする。
① 年会費無料! ポイントも永久不滅
楽天カードは永久的に年会費が無料
楽天カードで携帯や電気料金引き落としてると、実質永久不滅ポイントで増えていくし、楽天で買い物した時のポイントも増えたりするし、様々なキャンペーンも有利になるので、楽天カード+楽天銀行という楽天経済圏にはしっかり浸かっております。
— さいとうみかこ(うらべっち)@弘前住みブロガー (@urabetti) October 2, 2019
ネットショップでしか買えない物も多いからのう。
コスパを考えるなら、まず注目したいのは年会費が永久的に無料かどうか。一般的な学生や20代前半の社会人にとっては、会費もできる限り切り詰めたいところだ。
ちなみに僕が楽天カードを発行したのは学生時代のことだが、当時は年会費無料ってことでとりあえず契約してみた。当時は感じなかったが、審査は相当緩かったのだと思う。
となると、この時点で選択肢はそれなりの数に絞られる。年会費無料のクレジットカードといえば、楽天カードをはじめOricoやJCB、エポスといったところが代表格だろう。CMなどでもよく目にする歴々である。
楽天ポイントは実質的に永久不滅
クレジットカードにはそれぞれ「○○ポイント」というものがあり、使用金額に応じて加算されていく。楽天カードは当然「楽天ポイント」である。このポイントがどう変換できるかは、各々のカード会社の運営方針によって異なる。
そして、ほとんどの場合○○ポイントには有効期限が設定されており、ある期間を過ぎるとポイントが抹消されてしまう。ほっておくと万単位のポイントが水泡に帰すこともあり、けっこう馬鹿にできない。
だが、楽天カードは見出しのとおり実質的に期限がないのだ。というのも、楽天ポイントは最後にポイントを獲得した月を含め、1年間が有効期限に設定されている。この1年内に一度でもポイントを得れば、ポイント全体の有効期限が延長される仕組みだ。
つまり楽天カードを定期的に利用していればポイントは実質的に永久不滅ということになる。
② ポイント還元率が高く使い勝手がいい
楽天カードを100円利用で1P付与
楽天カードが有能すぎて楽天と結婚したい…好き…
— (@moonlight_leafy) September 29, 2019
僕が楽天カードを推す理由は、高いポイント還元率によるところが大きい。ポイント還元率とは、ようするに利用額に応じて何%のポイントが付与されるかという話。年会費無料なら還元率は0.5%程度が普通で、0.75%程度だとやや高いといった認識だ。
ところが、楽天カードはこれが1.0%という数字になっている。つまり、楽天カードを100円利用すれば1Pの楽天ポイントが貯まるということ。1万円の買い物をすれば100Pの楽天ポイントが貯まる計算だ。
さらに恐ろしいことに、楽天市場でカードを利用する場合、ポイント還元率が3.0%にアップすることもある。
「1P = 1円」で様々な店で使える
他社のクレジットカードは、貯めたポイントを3,000P = 1,000円程度のレートで商品券に交換する仕組みが一般的だ。一見便利そうだが、これが意外と使い勝手が悪い。還元率1.0%と言いつつ3,000p = 1,000円なのであれば、実質的には0.3%しか還元されていない。
その点、楽天ポイントは1Pを1円分として、楽天市場や楽天トラベルで直接利用することができる。これなら本当の意味での還元率1.0%と言えるし、楽天市場で使えるなら汎用性も抜群。さらにこれだけではなく、楽天カードの加盟店である以下の店舗でもポイントを使用することができる。
- マクドナルド
- すき家
- ビッグカメラ
- ツルハドラッグ
- 出光(ガソリン)
- 湘南美容外科…etc
想像してほしい。買い物はもちろん、月々のスマホ代やガソリン代など、ほとんどの出費を楽天カードに集約すれば、月に1,000P(10万円分)を獲得することもできる。 利用金額が大きいユーザーであれば、1年間で貯めた楽天ポイントで高級ブランドの財布やバッグを手に入れることさえ可能だろう。
僕の場合は、ただでさえ楽天市場のヘビーユーザーなのにキャッシュレス決済の機能をほとんど楽天カードに集約しているため、年間30,000P超の楽天ポイントが毎年貯まっている。
③ 最高100万円という利用額上限の高さ
おまけ的な感じだが、最後に触れるのは利用金額の上限である。審査こそあるが、楽天カードは上限を100万円まで上げることができる。普通、年会費無料のカードではここまで上限が高いことはあり得ない。
年会費というのは、すなわちユーザーの支払い能力を示す指標のひとつだからだ。ゆえに、年会費無料で3ケタもの利用上限を与えるのは正直どうかしている、とも思える。(褒めています)
あとがき
僕はカード会社で営業マンとして働いていたので、楽天カード以外にも複数のクレジットカードを所有している。ただ、現状ではそのほとんどは利用しておらず…というか最近使った記憶がない。身の回りのすべてを楽天カードに完全に集約している状態だ。
それほど楽天カードは使いやすい。審査も緩いし、学生や若年社会人ならばぜひ「はじめてのカード」として発行してみてはどうだろうか。くれぐれも過度な利用は避け、充実したキャッシュレスライフを送ってほしい。