どうも、しょうじ(@soumu_to_writer)です。実は僕、知る人ぞ知る “瞑想マニア” なんですね。
本格的に始めたのは大学生の頃で、当時はほぼ毎日、ざっと1時間ほど瞑想に費やしてました。社会人になった今でも10分瞑想を習慣としており、かれこれ10年の経験があります。
最近、心にゆとりを持ててない、そこのあなた。ちょっとでいいので、この記事を参考にしてみてください。
◆ 瞑想にはどんな効果があるのか
ちょっとスピリチュアルな感じで怪しく思える瞑想。いえいえ、実は全くそんなことはなく、科学的にも実証されてる合理的なマインドセット法なんですね。
実際、社員に瞑想を促す大企業も多いと聞きますし。
じゃあどんな効果があるのかって話なわけで、まずはその辺から触れていきましょう。
【瞑想の効果①】 思考力・集中力が向上する
瞑想の大きな効果として、タイトルにもあるように思考力・集中力の向上がまず挙げられます。僕自身も実感しているし、科学的にも効果が認められているんですね。以下、引用文です。
カナダのブリティッシュ・コロンビア州の公立校で、9歳前後の生徒99人を対象にした研究では、毎日3分×3回の瞑想を4ヶ月おこなった生徒グループとそうでないグループとの算数の成績を比較したところ、15%高いスコアを獲得したそうです。
僕の実体験なんですけど、就職したての頃、なかなか上手くいかなかい時期があったんですね。で、当時ってちょうど瞑想から若干遠ざかってた頃で、「こういうときこそ瞑想だ」と改めて習慣を取り戻したところ、徐々に周りの人に認めてもらえるようになったんです。
まぁその仕事はもう辞めちゃったんですが、とはいえ、瞑想習慣があったから今の僕があると思ってます。仕事や勉強など、成果を上げたい人はぜひおすすめですよ。
【瞑想の効果②】 前向きになる、気持ちに余裕ができる
これも僕自身が非常に感じた効果。瞑想を続けていくと、悩みなど雑念が整理されていく感覚があります。
こうして精神的にマイナスの要素がリセットされると、今の自分に大切なもの、本当にやるべきことなどが鮮明になる。まるで、不要なキャッシュデータを削除し動作が軽くなったPCの気分。科学的うんぬんは知らんけど。
誰だって、悩んでいたり、心に余裕がなかったり、メンタル的にきつい時期ってあると思います。そんな時こそ、瞑想を実践してみるといいですよ。
【瞑想の効果③】 睡眠が深くなる
雑念や思考などが整理されると何が起こるか? そう、睡眠が深くなるんです。寝る前に日記をつけるとよく眠れるというが、まさしくそんな感じ。
今回調べてみて驚いたんですけど、瞑想は脳を整理することもそうですが、興味深いことに脳の “機能そのもの” を軽くする効果があるですって。
そもそも睡眠中など脳を使ってるつもりじゃなくても、普段の脳内では「デフォルトモードネットワーク(DMN)」と呼ばれる活動がおこなわれています。これが休んだはずなのにすっきりしない理由だ、とも言われています。そのDMNを、瞑想によって鎮めることができるんですよ。
大学時代、講義にアルバイトにと大忙しだった僕。自ずと睡眠時間は少なめの生活を送っていましたが、それでもパフォーマンスを保てたのは瞑想のおかけでした。
◆ 瞑想のやり方をざっくり解説
◯◯式とか、瞑想にも色々あるらしいけど、そんな小難しいことは考えなくていいと思う。大切なのは心を落ち着けてゆったり呼吸すること。これに限ります。
そのためのポイントは2つあって、
①力まない姿勢をとること
②下腹を使って呼吸すること
たったこれだけなんですね。順をおって解説します。
① 力の入らない姿勢をつくる
まずは瞑想の姿勢づくりから。ここ大事です。
瞑想の日々を積み重ねるにあたって、本やネットで調べたり、試行錯誤を重ねたり、結局たどり僕が着いたのがこの姿勢。
いわゆる、よく見るお釈迦様のポーズですよね。
これ実はすごく理に叶っていて、この姿勢だと横隔膜を動かしやすいんですよ。
一番意識してるのは背骨を立てること。瞑想は腹式呼吸が肝なのですが、背骨を立てると横隔膜を動かしやすくなるんですね。
横から見るとこんな感じ。気持ち前傾させるといい感じです。
膝の上で手を「OK」の形にするのも理由があって、こうすると手から力みがとれ、かつ自然と胸が張るんです。
足の組み方は、リラックスできればなんでもいいと思います。個人的には、できるだけ股関節が開くようにあぐらを組み、下半身を安定させると調子いい。
② 横隔膜を使って呼吸を深く
姿勢がつくれたら、呼吸を整えていきます。ようやく、といった感じですね。
瞑想で一番大切なのは、限りなく脱力し横隔膜で深く呼吸をすること。先にも触れましたが、写真を使って説明しましょう。
横隔膜は肺の下に位置し、肋骨と背骨にベタっと広がる筋肉です。収縮することで肺を下へ引っ張ります。簡単な解釈としてはこんな感じ。
瞑想をするときは横隔膜の動きを感じ、吸い込んだ酸素を下へ下へと深く落とし込むイメージが大切。
外から見るとちょうどヘソのあたりですね。よく「丹田を意識して呼吸する」なんて言ったりしますが、これは横隔膜を意識的に動かすことを指しています。
小難しいことを抜きにすると、瞑想とはザックリこんな感じ。あとは実践あるのみ。
じゃあちょっと趣向を変えて、持っているとうんと瞑想がやりやすくなるアイテムをご紹介しましょう。
◆ 瞑想に最適なアイテム
長時間この姿勢だと、背中やお尻がどうしても疲れてきます。これが嫌で瞑想習慣が長続きしないってケースもけっこうあるのだとか。
そんなときに役立つのが「MTG スタイルエアー」。さっきの画像で僕が実際に座ってたやつ。
人体工学うんたらってキャッチコピーなんですけど、小賢しいことは抜きにして、これとにかく座りやすい。
お尻にフィットするし、適度に傾斜があるので、瞑想の姿勢づくりにもってこいなんですね。本当におすすめ。
◆ 無理せず続けて快適な瞑想ライフを
とまぁ、ずいぶんザックリとした説明でしたが、ざっとこんな感じです。
ほんのちょっとの時間でも、実践してみると何か手ごたえを感じるはず。少なくとも僕はそうでした。
なんにせよ無理はよくないので、わずかでも興味があったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。