僕はシャツの胸ポケットが嫌い。理由はいくつかあるけど、「デザイン的に受け入れられない」ってのが一番。
白シャツが好きで、夏冬問わず「制服か!」ってくらいよく着ているんですけど、新たに買い足すたびに必ず胸ポケットを取り外しています。
ちょうどこの間、無印良品で白のリネンシャツを購入したので、記事に残してみることにしました。
胸ポケットが白シャツのドレス感を阻害する
「白シャツのよさ」って、やっぱりドレス感だと思うのです。時代によって様々なファッションが流行推移しますが、この白シャツのドレス感は普遍的で、いつの時代もかっこよく映ります。
だが、この胸ポケットだけがドレス感を阻害している!!
Tシャツなど元々カジュアルな洋服ならワンポイントになるので、いいと思うんですけどね…。
嫌いな理由はまだあって、僕はシャツを着るたびに手洗いしているんですけど、どう洗っても胸ポケットの底にホコリが溜まるんですよね。白だけに、これが余計に目立つ。
あと、本来ポケットって実用的なものですが、胸ポケットに関しては実用性が低く感じてしまいます。収納できるものといえば、マスクやレシートくらいでしょうか。
ということで買い足した無印良品のリネンシャツから、胸ポケットを摘出してゆきます!
用意するものは糸切りハサミだけ
こういうときに大活躍するのが、小学校の頃、家庭科の授業で使っていた裁縫セットです。
裁縫セットの中で用事があるのは、この小さな糸切りハサミです。(正式な名前はわかりません)
さっそく、このハサミを使って胸ポケットを摘出してゆきます。
最初に刃を入れるのは上部の角です。この部分がもっとも強く縫製されているので、丁寧に切除します。
無印の洋服は、なかなか縫製がしっかりしているので、糸を取り除くのに時間がかかります。
雑に切除するとシャツ本体に傷をつけてしまうので、根気よく丁寧に…。
このくらいまで切除できれば、あとはスルスルと糸が抜けていきます。
この調子でぐるっと一周、糸を抜いていきます。反対側の角も丁寧に糸を抜いていけば完了。
綺麗な仕上げに向けて、もうひと仕事
胸ポケットが摘出できれば、とりあえずメインタスクは完了。ですが、このまま放置してしまうと縫製跡が目立ってしまいます。
縫製跡はお湯に浸けることですぐに直ります。
洗濯機でもいいですが、シャツへのダメージを極力減らしたいため、手洗いでリカバリー。
あとは小一時間乾かせばOK。
どうでしょう、縫製跡はほとんど見えなったと思います。10分程度の手洗いですが、なかなかの仕上がり。
手軽な作業でほんのりドレスな印象をGET
というわけで、今回は胸ポケットの摘出をしてみました。
糸切りハサミ1本あれば簡単にできるので、「胸ポケット邪魔だな…」と思ったら、ぜひ試してみてください。