【ニトリのPC椅子をカスタム】自動車用クッションを使って安価に改良してみる

【ニトリのPC椅子をカスタム】自動車用クッションを使って安価に改良してみる
ボタン-記事-しょうじ

自宅で過ごすプライベートタイム、みなさんそれぞれ自分の定位置ってあると思います。リビングのソファや寝室のベッドの上、なかにはお風呂で2時間以上を過ごす方もいるかもしれません。

僕の場合はというと、PCに触れていることが多いので、食事や入浴を除くほとんどの時間を椅子の上で過ごしています

今回は、そんな僕がニトリ製の椅子をより快適にカスタムする奮闘記をお送りします。受験勉強に明け暮れる高校生、1ルームアパートで暮らす大学生など、ぜひ参考にしてみてください。

◆ 椅子の改良前後はこんな感じ

改良前(左) 改良後(右)

サムネイルにもありますが、改めて改良前後の写真をご覧いただきましょう。僕が使っているのは、ニトリでたしか9,000円程度で買った商品です。椅子のラインナップとしては、中の下くらいのランクかと。写真左が買ったそのまま状態で、右が改良後の状態です。

さてどうでしょう、わりと格好よくなったと思いませんか? 2種類のクッションを配すことで腰回りにボリュームが生まれ、そこそこスペックが高そうな見た目になりました。見た目だけでなく、座り心地も上々です。

◆ 使ったのはこちらの3アイテム

背面クッション(左) , ブックエンド(中) , 座面クッション(右)

今回使ったアイテムはこちらの3点。こだわりポイントとして、できる限り素材と色が近いものを選んでみました。それぞれのアイテムについて簡単に解説してみましょう。

メッシュ素材の車用クッション×2

トライアル クッション 車用
TRIALで特価商品を発見

業務用スーパーでお馴染みのTRIALが通勤圏内にあるため、仕事帰りに生活用品をまとめ買いするのが僕のライフスタイル。ある日いつものように物色していると、自動車コーナーでこの2点が目に留まりました。

座面用のクッションは定価の399円、背面用のクッションは998円から、なんと399円へ値下げ。背面用に関しては実は以前から気になっていたので、この広告を見て即決しました。

黒さ具合が僕の使っている椅子と近く、なおかつ両商品ともメッシュ素材というのがいいですね。座面用はわりと薄く、フカフカし過ぎないのも良しです。楽天ショップで見てみると似たような商品が売られてました。

このリンクから購入してもらえると大変うれしいのですが、実際に使ってないのでどんなもんかわかりません。見た感じはなかなか良さそうですが、価格がちょっと高いですね。ホームセンターならどこにでも売ってると思うので、そちらで十分でしょう。

ブックエンドが意外と重要

自宅にあったブックエンド(黒)

「なぜ椅子の改良にブックエンド?」と思うかもしれませんが、これが意外と重要。というのも、ダイソーの似たような背面クッションを以前使っていたのですが、座っていると写真(下)のように、座面と背もたれの間にどんどんめり込んでいくんです。これが実にうっとうしい。

座面と背もたれの間に埋まってゆく

これを防ぐ方法を試行錯誤した結果、もっとも安く、かつスタイリッシュに講じれるのがブックエンドでした。ちょうど自宅に黒いブックエンドが眠っていたので、椅子の改良へと流用。せいぜい200円程度だと思うので、手元にない人は買っちゃってもいいでしょう。

◆ さっそく椅子を改良してみる

① ブックエンドで埋まり対策

ピンボケしてるん。わざわざ写真を撮るほどでもないですが、使い方はこんな感じです。腰部分の中央にブックエンドを置き、背面用クッションを上からかぶせるだけ。これによって見事クッションの埋まりを防止することができます。

② 座面用クッションを置く

その上に座面用クッションを置いたら完成です。ポンポンポンと出来上がります。作業としては非常に簡単ですが、ワンランク上の座り心地と見た目を実現できるので、ぜひ試してみてください。

あとがき

改良後2カ月ほど使用してますが、今のところ良い感じです。ブックエンドが局所的に負担をかけることもなく、壊れそうな兆候は見られません。ちょっとリッチに見えるので、思いのほか気に入ってしまいました。

本来は車用の商品ですので、もちろん車の座席に使ってもいいでしょう。この商品は外周りにワイヤーが入っているので、 負荷をがっちり受け止めることができ、背面クッションとしてかなり良い仕事をします。綿素材のクッションよりもホールド感が強く、なおかつ手入れも簡単ですよ。